夏の暑さはこれからさらに高まります。高温多湿の日本で仏教が受け入れられたのはお盆休み(=盂蘭盆会)が、労働条件の厳しいこの時期にあるからかもしれませんね。
さて夏休みに避暑地へと足を運ぶ方も多いでしょう。中でも軽井沢は名実ともに日本一の避暑地で、そのブランドイメージも相まってか、多くの観光客を集めているだけでなく、定住者も年々増加しているとのこと。現在は軽井沢町ですが、10年後には軽井沢市へと名称が変わっているかもしれませんね。
ちなみに軽井沢町と恵那市の気象データ(2015年)を比べると
- 7月の平均気温 軽井沢:20.6度 恵那:24.5度(+3.9度)
- 7月の平均最高気温 軽井沢:26.0度 恵那:29.8度(+3.8度)
- 7月の平均最低気温 軽井沢:16.8度 恵那:20.6度(+3.8度)
- 7月の日照時間 軽井沢:170.5時間 恵那:171.9時間(+1.4時間)
恵那の6月&9月≒軽井沢の7~8月、そんなデータが導き出され、『冬は結構寒さが厳しいのに、恵那市は結構暑いんだなぁ・・・』と思われますが・・・。
その一方でこんな見方もできます。恵那駅の標高は約270mで、軽井沢駅は約940mなので、その差約670m。100mごとに0.6度気温が下がると言われていますから、両者の標高を同じにすれば平均気温の差はなくなり、むしろ恵那市の方が低いくらいです。
ちなみに恵那市と中津川市のまたがる根ノ上高原の標高は軽井沢とほぼ同じ930mなので、軽井沢気分をお手軽に味わえます。キャンプも出来ますよ。